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2023年04月24日

マスク解禁後、「職場で着用する」が半数以上。プライベートでの着用意識を上回る。
~政府方針変更(3/13)以降の感染症対策についての意識調査を実施~
コクヨグループでEコマースサービスを提供する株式会社カウネット(本社:東京都港区/代表取締役社長:宮澤 典友)は、コミュニティサイト「カウネットモニカ」会員1,338名を対象に「政府方針変更(3/13)以降の感染症対策について」と題した調査を実施しました。回答者や回答者の職場でのマスク着用や感染症対策に関する意識・取り組みなどについてまとめております。
【調査概要】
 ・調査テーマ:「政府方針変更(3/13)以降の感染症対策について」の意識調査
 ・調査期間:2023年3月14日(火)~3月20日(月)
 ・調査対象:「カウネットモニカ」会員の中から全国の男女合計1,338名
【調査結果サマリー】
・3月13日以降のマスク着用の政府方針の変更については、ほぼ全員が知っていたと回答。
・マスク解禁後、「職場で着用する」が半数以上。プライベートでの着用意識を上回る。
・マスクを着け続けたい理由は「コロナウィルス感染症が怖い」「風邪・花粉症対策」
・3月13日以降の職場内の感染症対策について、「方針変更あり」が約3割で、「現状の方針を継続」は約2割。
職場の対応について、「現状の方針を継続」は約8割が良いと評価したのに対し、「方針変更あり」を良いと評価したのは約5割。
・職場に置いていた感染症対策の備品は「飛沫防止パネル」「手指消毒液スタンド」
消耗品は「手指消毒液」「マスク」「除菌スプレー」
・感染症対策として今後も継続意向が高いことは「マスクの着用」「手指消毒液の設置」
■3月13日以降のマスク着用の政府方針の変更については、ほぼ全員が知っていたと回答。
厚生労働省から発表があった3月13日以降のマスク着用の政府方針の変更について、みなさんどの程度事前に知っていたのでしょうか? 結果は、「具体的に知っていた」が67%と多数で、「なんとなく知っていた」と回答した人を含め、ほとんどの方が事前に認知していたことがわかりました。
■マスクを外すことについて消極的な人が約6割
今後のマスクの着用について、この調査を実施した3/14~3/20の時点では、「マスクを外すのはまだ早いと思う・拡大が怖い」と回答した人が61%と多数を占めました。「ちょうど良いタイミングだと思う」21%、「既に外して良いと思っていた」12%という結果でした。
■マスク解禁後、「職場で着用する」が半数以上。プライベートでの着用意識を上回る。
3/13のマスク解禁を受けて、今後職場でマスクの着用を続けるかどうかについては、「着用する」と回答した人が54%と半数以上を占めました。プライベートな着用意識を聞いた設問では、「このまま着け続けたいと思う」が37%で、職場での着用意向の方が高い結果となりました。プライベートな着用意識では、約半数が、「周りを見ながら外していこうと思う/着け続けていこうと思う」と回答しており、様子を見ながら状況に応じて対応しようと考えている方が多いことがわかりました。
■マスクを着け続けたい理由は「コロナウィルス感染症が怖い」「風邪・花粉症対策」
マスクを着け続けたい理由については、「コロナウィルス感染症が怖いから」と回答した人が最も多く75%、次いで「コロナ以外の風邪・花粉症対策として」が68%で上位を占めました。その他、「顔の一部が隠せるので」「メイクの手間が減るので」といった外見についてメリットを感じている人や、「なんとなく・習慣になっているので」と回答した人もそれぞれ2~3割程度見受けられました。
■自宅で行っていた感染症対策・今後も続けたいことは「手洗い」「うがい」「手指消毒」
自宅で行っていた感染症対策については、「手洗い」が89%でトップ、次いで「うがい」66%、「手指消毒」62%でした。行っていたことについては、それぞれ今後も継続したいと考えている方が多いことがわかりました。
■職場内の感染症対策、「方針変更あり」が約3割で、「現状の方針を継続」は約2割。
3/13の政府の発表を受けて、職場内の感染症対策について方針変更などがあったかどうかについては、「方針変更があった」が27%、「現状の方針を継続するという告知があった」と回答した人が21%で、約半数の職場で、今後の方針についての告知があったことがわかります。「特に告知はなかった」は29%、「そもそも特に会社独自の方針はなかった」と回答した人は23%でした。
■職場の対応、「現状の方針を継続」は約8割が良いと評価したのに対し、「方針変更あり」を良いと評価したのは約5割。
前問で回答いただいた職場の対応についてどのように感じたのかを聞いてみると、「現状の方針を継続するという告知があった」と回答した人は、その職場の対応について「とても良い」とした人が29%、「良い」が47%で、8割近くが好意的な結果となっています。一方、「方針変更があった」と回答した人の中で好意的にとらえた方は約5割でした。
Q. 職場での方針(変更あるなしに関わらず)について、あなたはどう感じましたか?そう感じた理由があれば、職場の対応も含めて具体的に教えてください。(自由記述)

【変更方針があった】
・(とても良い)職場の人にはマスクをしてもらいますけど、お客様が自由にできるのは良いことだと思います。
・(良い)マスクの着用は国の方針に従って個人の判断とする、という通達があったが、マスクを着用するしないを完全に個人の判断で決められるので良いと思った。
・(どちらでもない)コロナ以前のマスク着用の暗黙のルール的な感じくらいでいいと思っていたので、することを強制されてる感がなんとなく嫌だと思っていた。
・(どちらでもない)個人的に外していいと思う。だが、接客業なのでお客様を守るため引き続きマスクをすることになっている。花粉症だし、別にマスクしててもいいかなと。

【現状の方針を継続】
・(とても良い)完全にコロナがおさまったわけではないため、接客する時にまだマスクを外すのは不安だと思ったので。
・(良い)マスク着用を継続することになったが、お客様との距離が近く、長時間を共にする業務のため、良いと思いました。
・(良い)高齢者の対応が多いので「感染に気をつけています」とアピールできるから。
・(どちらでもない)人によって対人接触の度合いが違うのに一律で決めてほしくないから。
■職場に置いていた感染症対策の備品は「飛沫防止パネル」「手指消毒液スタンド」、
消耗品は「手指消毒液」「マスク」「除菌スプレー」。

職場に置いていた感染症対策品について聞いてみたところ、備品では、「飛沫防止パネル」「手指消毒液スタンド」がそれぞれ約半数と上位でした。消耗品では、「手指消毒液」が85%と非常に高く、「マスク」66%、「除菌スプレー」52%と続きます。いずれの品も、現時点では今後も継続して使用する予定という職場が多いようです。
■今後も継続意向が高いことは「マスクの着用」「手指消毒液の設置」
職場または通勤時の感染症対策として行っていたことで、今後も継続したいと思っていることについては、「マスクの着用」58%、「手指消毒液の設置」53%、次いで「ソーシャルディスタンス」37%という結果でした。
良かったと感じた習慣については今後も取り入れながら、より快適で過ごしやすい職場環境を目指したいですね。
Q. 感染症対策として実施したことで、今後も対策を関係なく続けていきたいと思うことがあれば理由と合わせて教えてください。職場・プライベートにかかわらず教えてください。(自由記述)

・うがい手洗いです。今までどれだけできていなかったのかがわかりました。インフルエンザにも効果があるし続けたいです。あとは換気です。こんなに気にしたことはなかったのですが、コロナで換気をするようになって空気を入れ替えることで少し気分転換にもなったからです。
・ソーシャルディスタンスなど、日本人のマナーアップにつながり、みんながそれに従うことで気持ちが良い国になっています。
・手洗いうがいは、生活の基本として続けていきたいです。マスクもノーメイクでも外出できるのでありがたいです。寒い時には特に嬉しいです。
・病院や電車などはマスクを着けていこうと思いますが、夏だけはしないかもしれません。手指消毒は前からやっていますが、これはずっと続けると思います。ここ3年風邪もひかず体調が良いので。
【お問い合せ先】
報道に関するお問い合わせ先は次の通りです。
株式会社カウネット 「カウネットモニカ事務局」
E-mail info@kaunetmonika.com

この調査結果を引用・転載いただく際には、事前にご連絡の上
下記を出典元として記載してください。
「カウネットモニカ」

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