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オフィスとくらしの調査

fb 職場・自宅ともに、約8割が食事ゴミは環境を意識して分別していると回答


2023年06月27日

職場・自宅ともに、約8割が食事ゴミは環境を意識して分別していると回答
~職場・自宅での食事で出るゴミについての意識調査を実施~
コクヨグループでEコマースサービスを提供する株式会社カウネット(本社:東京都港区/代表取締役社長:宮澤 典友)は、コミュニティサイト「カウネットモニカ」会員1,422名を対象に「職場・自宅での食事で出るゴミについて」と題した調査を実施し、2023年6月27日(火)に調査結果を公開しました。回答者や回答者の職場および自宅でのゴミの分別による環境問題への意識・取り組みなどについてまとめております。
【調査概要】
 ・調査テーマ:「職場・自宅での食事で出るゴミについて」の意識調査
 ・調査期間:2023年5月23日(火)~5月29日(月)
 ・調査対象:「カウネットモニカ」会員の中から全国の男女合計1,422名
【調査結果サマリー】
・職場での食事は、半数以上が「お弁当を持参」。
・買ってきたお弁当や総菜などを食べる時に出るゴミは、職場では「容器プラ」が約9割。
・消費期限切れの食品は、約9割が期限を過ぎても食べると回答。
・ゴミの分別ルールは、住んでいる自治体よりも職場の方が「緩い」と感じている人が多い。
・職場・自宅ともに、約8割が食事ゴミは環境を意識して分別していると回答。
・職場の食事で出るゴミ削減への取り組みは「水筒やマイカップ」「お弁当持参」「マイ箸・マイスプーン」
■自宅での1週間の可燃ごみの量は、1人あたり45L程度までで約8割。
自宅で1週間にどれくらいの可燃ゴミが出ているでしょうか? 1人あたりの量を聞いてみると、「中くらいのゴミ袋(30L)程度」が31%、「小さいゴミ袋(15L以下)」「大きいゴミ袋(45L)程度」がそれぞれ25%で、45L程度までで約8割という結果でした。
■住んでいる自治体では、生ゴミを「可燃ゴミ」として収集していると94%が回答。
住んでいる自治体の生ゴミの分別ルールについては、「可燃ゴミとして収集」と回答した人が94%を占めました。生ゴミ専用の収集を実施している自治体はまだ少数であることがわかりました。
■自宅で出る生ゴミの処理に活用しているものは、「レジ袋・ポリ袋・ビニール袋」
自宅の生ゴミを処理する際、活用しているものとしては「レジ袋・ポリ袋・ビニール袋」が最も高く81%、次いで「水切りネット、水切り袋」「シンクのゴミ受け」がそれぞれ43%でした。
■職場の生ゴミは「可燃ゴミ」として捨てている人が8割。
職場での生ゴミの捨て方を聞いてみると、「可燃ゴミとして捨てる」と回答した人が8割を占めました。
■職場での食事について、半数以上が「お弁当を持参」と回答。
普段の職場での食事は、「お弁当を持参」と回答した人が56%で、その他、「コンビニやスーパーで買ってくる」35%、「外食」18%という結果でした。お弁当派は半数以上を占めているようです。
■買ってきたお弁当や総菜などを食べる時に出るゴミは、職場では「容器プラ」が約9割。
自宅や職場で買ってきたお弁当や総菜などを食べる時に出るゴミは、「容器プラ」が最も高く、特に職場では91%で、自宅の65%を大きく上回りました。その他「ラップ・カップ・バランなど弁当のゴミ」「容器紙」と続き、いずれも職場の方が高くなっています。そもそも自宅では、「特になし・弁当や総菜を買って食べない」が23%を占めました。
■消費期限切れの食品は、約9割が期限を過ぎても食べると回答。
消費期限切れの食品があった場合にどうするか? とたずねてみると、「期限が切れたらすぐ捨てる」と回答した人はわずか6%で、「少しくらい過ぎていても食べる」が53%、その他「開けてみてにおいや味などで判断する」32%、「期限は全く気にせず、すべて食べる」5%で、約9割が期限を過ぎていても食べると回答しました。消費期限はあくまでも目安と考えている人が多いようです。
■ゴミの分別ルールについて、住んでいる自治体よりも職場の方が「緩い」と感じている人が多い。
ゴミの分別ルールが細かいと思うかどうかを聞いてみると、「普通だと思う」が、住んでいる自治体で59%、職場で51%といずれも半数以上を占めました。自治体の方が「細かい」と感じている回答が高めで、逆に、職場の方が「緩い」と感じている人が多いことがわかります。職場では、みなで協力して分別やゴミ削減を心がけたいですね。
■ゴミの捨て方に対する考え方について、職場よりも住んでいる自治体の方が「環境に配慮している」と感じている人が多い。
ゴミの捨て方に対する考え方が環境に配慮していると思うかどうかについては、自治体では約6割、職場では約5割が肯定的な結果でした。
■職場・自宅ともに、約8割が食事ゴミは環境を意識して分別していると回答。
環境を意識してゴミの分別をしているか、自宅と職場それぞれについて聞いた結果では、いずれも約8割が「意識している」と回答しました。環境問題においては職場も自宅も関係なく、ルールに従ってゴミの分別に取り組んでいくことが大切ですね。
■職場の食事で出るゴミ削減への取り組みは「水筒やマイカップ」「お弁当持参」「マイ箸・マイスプーン」
職場の食事で出るゴミ削減への取り組みとして、「水筒やマイカップを使用する」と回答した人が約6割、次いで「お弁当を持っていく」「マイ箸・マイスプーンを使用する」がそれぞれ約5割を占めました。一人ひとりの小さな努力が環境保護につながっています。
Q. 自宅/職場での食事で出るゴミについて、環境を意識して取り組んでいることがあれば教えてください。(自由記述)

【自宅】
・お皿や揚げ物の油の汚れは、必ずぼろ布で拭き取る。揚げ物に使った油はペーパータオルで濾過して、数回使ったらスーパーに持って行き、市バスの燃料にする。
・食べきれない量を買わないこと、嫌いなものを買わないことに気をつけ、不要なもの(箸など)は貰わず、ゴミが少量になるようにしています。
・包んである袋などは二次利用(ごみ袋や他に使用できないか?)したりして、一回に出るごみの量をなるべく減らすようには心がけています。
・野菜の使用しない部分や茶殻などは家庭菜園の畑に捨てて肥料になるようにしている。

【職場】
・なるべくお弁当を持参するようにして食べ残さない。持参できずに買う時も生ごみは出ないよう食べきるようにしている。
・ペットボトルは買わずに、マイボトル、マイタンブラーを持ち歩くようにしています。
・資源にできるごみは出来る限り資源として再利用できるようにして分別する。ごみをゴミとしてではなく再生資源になるよう考え実行している。
・食べ残しをしないようにしているのと、容器を回収する業者のものを食べるようにしている。
・分別している。缶は業者に出して、ペットボトルは店にまとめて持参している。
Q. あなたは、職場のゴミの分別や、環境への配慮等についてどのように考えていますか?ご自由にお書きください。(自由記述)
・職場のごみ分別が環境保護につながること、企業価値も上げることを意識している。
・分別して業者に買い取られたら、わずかですが販売収入になります。「分ければ資源」です。
・町のルールに従っているだけなので特に配慮はしていないが、ルールに従うことが配慮につながっていると思う。
・以前はあまり気にしてなかったようですが、最近は、これは何ゴミ?とか、これはいつ捨てられるのか?とか、聞かれるようになったので、みなさん割と気にかけてくるようになってきたなと思います。
・産業廃棄物として処理されているので、細かい分別がないのかと思いますが、時々大丈夫なのか心配になります。
<調査概要>
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :全国の男女(「カウネットモニカ」会員)
有効回答数:1,422名
調査時期 :2023年5月23日(火)~5月29日(月)
調査実施 :株式会社カウネット カウネットモニカ事務局
【お問い合せ先】
報道に関するお問い合わせ先は次の通りです。
株式会社カウネット 「カウネットモニカ事務局」
E-mail info@kaunetmonika.com

この調査結果を引用・転載いただく際には、事前にご連絡の上
下記を出典元として記載してください。
「カウネットモニカ」

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