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2024年10月25日
「ひとりの時間は大切」との回答は9割超、職場においても約8割
「就寝前や早朝の時間活用」や「家事の時短」でひとりの時間を確保
~ひとりの時間についての意識調査を実施~
調査を実施した背景について
コクヨグループでは、社員のワークライフバランスの実現や新たな働き方の推進、そしてジェンダー、障がい、国籍など多様性ある組織づくりによるイノベーション創出を通して、Well-being(ウェルビーイング)の向上を図っております。Well-being(ウェルビーイング)とは、身体の健康だけでなく、精神的にも、社会的にも幅広く良好な状態を目指すことです。そこで今回は、Well-being(ウェルビーイング)の視点から、ひとりの時間をテーマに調査を実施しました。
調査概要
・調査テーマ:「ひとりの時間について」の意識調査
・調査期間:2024年9月4日(水)~9月10日(火)
・調査対象:「カウネットモニカ」会員の中から全国の男女合計1,489名
・調査方法:インターネット調査
・調査テーマ:「ひとりの時間について」の意識調査
・調査期間:2024年9月4日(水)~9月10日(火)
・調査対象:「カウネットモニカ」会員の中から全国の男女合計1,489名
・調査方法:インターネット調査
調査結果サマリー
・プライベートでのひとり時間の過ごし方は「テレビ・動画視聴」が約8割。
・「ひとりの時間は大切」との回答は9割超で、職場においても約8割。
・約6割がひとりで集中できる職場環境により仕事の質が向上すると回答。
・職場にひとりで集中できる環境があると回答したのは約半数。
・ひとりの時間の確保のためにプライベートや仕事で主に工夫していることは、「就寝前や早朝の時間活用」や「家事の時短」。
・プライベートでのひとり時間の過ごし方は「テレビ・動画視聴」が約8割。
・「ひとりの時間は大切」との回答は9割超で、職場においても約8割。
・約6割がひとりで集中できる職場環境により仕事の質が向上すると回答。
・職場にひとりで集中できる環境があると回答したのは約半数。
・ひとりの時間の確保のためにプライベートや仕事で主に工夫していることは、「就寝前や早朝の時間活用」や「家事の時短」。
■「テレビ・動画視聴」が最も多いひとり時間の過ごし方
まず、プライベートのひとり時間の過ごし方について聞いてみました。最も多い回答は「テレビ・動画を見る」78.7%、次いで「スマホを見る」60.3%でした。リラックスや娯楽として視覚的なコンテンツを楽しんでいる人が多いことがわかります。忙しい日常の中、様々なひとり時間の過ごし方で心身をリフレッシュしているようです。
まず、プライベートのひとり時間の過ごし方について聞いてみました。最も多い回答は「テレビ・動画を見る」78.7%、次いで「スマホを見る」60.3%でした。リラックスや娯楽として視覚的なコンテンツを楽しんでいる人が多いことがわかります。忙しい日常の中、様々なひとり時間の過ごし方で心身をリフレッシュしているようです。

Q. あなたは、自分のために自由に使えるひとりの時間について、どのように感じていますか?
・少しの時間でも良いのですが、ひとり時間が取れないと疲労感が倍増します。
・自分自身を取り戻す時間なので不可欠な時間。できれば、毎日3時間ぐらいほしい。そして1人になれる部屋・スペースで過ごしたい。
・ダラダラと過ごしたくないので、何かしら動いている。体の疲れは取れないが、心はリフレッシュできていると思う。
・適度な運動をして、その後に体を休めることがリフレッシュに繋がると思う。
・少しの時間でも良いのですが、ひとり時間が取れないと疲労感が倍増します。
・自分自身を取り戻す時間なので不可欠な時間。できれば、毎日3時間ぐらいほしい。そして1人になれる部屋・スペースで過ごしたい。
・ダラダラと過ごしたくないので、何かしら動いている。体の疲れは取れないが、心はリフレッシュできていると思う。
・適度な運動をして、その後に体を休めることがリフレッシュに繋がると思う。
■家族の世話や家事、多忙な仕事がひとりの時間を持てない主な原因
ひとりの時間を持てない主な原因として「家族の世話や家事に時間がかかる」が33.8%と最も多く、次いで「仕事や学業が忙しい」32.6%、「睡眠時間の確保が優先される」19.0%と続いています。家事や育児の負担、多忙な仕事などが個人の自由な時間の確保を難しくしているようです。
ひとりの時間を持てない主な原因として「家族の世話や家事に時間がかかる」が33.8%と最も多く、次いで「仕事や学業が忙しい」32.6%、「睡眠時間の確保が優先される」19.0%と続いています。家事や育児の負担、多忙な仕事などが個人の自由な時間の確保を難しくしているようです。

■約9割がひとりの時間が大切と回答
ひとりの時間が大切かどうかについては、「とても大切」が72.8%、「やや大切」20.9%と、約9割がひとりの時間を大切だと感じていることがわかりました。自由な時間を確保することが、心身の健康やリフレッシュにおいて重要視されていると言えるでしょう。
ひとりの時間が大切かどうかについては、「とても大切」が72.8%、「やや大切」20.9%と、約9割がひとりの時間を大切だと感じていることがわかりました。自由な時間を確保することが、心身の健康やリフレッシュにおいて重要視されていると言えるでしょう。

■コロナ禍前後でひとりの時間に大きな変化はなし
ひとりで過ごす時間は、コロナ禍の前後で違いはあるのでしょうか?結果は、「ひとりで過ごす時間は変わらない」と回答した人が64.1%で最も多く、コロナ禍以前と大きな変化を感じていない人が多数派です。一方で、「ひとりで過ごす時間が増えた」と感じている人も18.0%と約2割で、コロナ禍を通じて自宅での時間が増えたことが影響しているようです。
ひとりで過ごす時間は、コロナ禍の前後で違いはあるのでしょうか?結果は、「ひとりで過ごす時間は変わらない」と回答した人が64.1%で最も多く、コロナ禍以前と大きな変化を感じていない人が多数派です。一方で、「ひとりで過ごす時間が増えた」と感じている人も18.0%と約2割で、コロナ禍を通じて自宅での時間が増えたことが影響しているようです。

Q. コロナ禍の前と比較して、あなたのひとりで過ごす時間について、捉え方や感じ方が変わったと感じることがあれば教えてください。
・コロナ前は一人でいることに少し罪悪感を感じていたが、今はそういう時間があるからこそ気持ちが落ち着くんだと思い、平常に過ごせる。
・コロナ禍以降ひとり時間を過ごすことがまわりに理解されるようになった。
・家族の在宅時間が増えて一人の時間が減ったが、以前よりはストレスに感じなくなった。
・コロナにより家族が家にいる時間が増えたことで自分自身の時間が持ちにくくなり息苦しさを感じることが多くなった気がします。
・コロナ禍の前は出掛けることが楽しみであったが、今は出掛けることが億劫になり自宅で過ごすことが当たり前になって、気分的にちょっとブルーかも。
・コロナ前は一人でいることに少し罪悪感を感じていたが、今はそういう時間があるからこそ気持ちが落ち着くんだと思い、平常に過ごせる。
・コロナ禍以降ひとり時間を過ごすことがまわりに理解されるようになった。
・家族の在宅時間が増えて一人の時間が減ったが、以前よりはストレスに感じなくなった。
・コロナにより家族が家にいる時間が増えたことで自分自身の時間が持ちにくくなり息苦しさを感じることが多くなった気がします。
・コロナ禍の前は出掛けることが楽しみであったが、今は出掛けることが億劫になり自宅で過ごすことが当たり前になって、気分的にちょっとブルーかも。
■「1人用の席・集中ブース」が最も多い集中作業スペース
続いて、職場でのひとりの時間についてです。まず、ひとりで集中して作業できる具体的な場所を聞いてみると、「1人用の席・集中ブース」が42.3%で最も多く、「会議室・予約可能な小部屋」が12.7%、「リモートワーク時の自宅」11.0%と続きました。オフィス内であっても一時的にプライベートな空間を確保することが重要視されていることがわかります。また、自宅でのリモートワーク環境が、集中作業の場として一定の役割を果たしているようです。
続いて、職場でのひとりの時間についてです。まず、ひとりで集中して作業できる具体的な場所を聞いてみると、「1人用の席・集中ブース」が42.3%で最も多く、「会議室・予約可能な小部屋」が12.7%、「リモートワーク時の自宅」11.0%と続きました。オフィス内であっても一時的にプライベートな空間を確保することが重要視されていることがわかります。また、自宅でのリモートワーク環境が、集中作業の場として一定の役割を果たしているようです。

■約6割がひとりで集中できる職場環境は仕事の質が向上すると回答
ひとりで集中して作業できるスペースや環境が仕事の質の向上につながると感じるかについては、「とても感じている」が25.6%、「やや感じている」33.6%で、約6割が集中できる環境が仕事のパフォーマンス向上に寄与していると感じていることがわかりました。
ひとりで集中して作業できるスペースや環境が仕事の質の向上につながると感じるかについては、「とても感じている」が25.6%、「やや感じている」33.6%で、約6割が集中できる環境が仕事のパフォーマンス向上に寄与していると感じていることがわかりました。

■約半数が職場にひとりで集中できる環境があると回答
職場にひとりで集中して作業できるスペースや環境があるかどうかについては、「たくさんある」が12.4%、「ややある」37.3%で、合わせて全体の約半数を占めています。
職場にひとりで集中して作業できるスペースや環境があるかどうかについては、「たくさんある」が12.4%、「ややある」37.3%で、合わせて全体の約半数を占めています。

■約8割が職場でのひとりの時間が大切と回答
職場でのひとりの時間が大切かどうかについては、「とても大切」が47.2%、「やや大切」30.3%と、約8割の人が職場でのひとりの時間を大切だと感じていることがわかりました。職場におけるひとりの時間は、仕事の効率化やストレス軽減に寄与するため、必要なものとして認識されているようです。
職場でのひとりの時間が大切かどうかについては、「とても大切」が47.2%、「やや大切」30.3%と、約8割の人が職場でのひとりの時間を大切だと感じていることがわかりました。職場におけるひとりの時間は、仕事の効率化やストレス軽減に寄与するため、必要なものとして認識されているようです。

Q.あなたにとって、理想の職場を教えてください。空間・場所・時間・過ごし方など自由にご記入ください。
・余計な干渉なく、自分のペースで仕事に集中できる時間が確保されていること。
・適度なコミュニケーションが取れて、穏やかな室温で働けるところ。
・個人個人に割り当てられたスペースがあって、それぞれのペースで仕事が出来る職場。ランチタイムも個人でも集まってもどちらでも良い環境。
・短時間でリフレッシュできるようなスペースがあるとよいな。
・余計な干渉なく、自分のペースで仕事に集中できる時間が確保されていること。
・適度なコミュニケーションが取れて、穏やかな室温で働けるところ。
・個人個人に割り当てられたスペースがあって、それぞれのペースで仕事が出来る職場。ランチタイムも個人でも集まってもどちらでも良い環境。
・短時間でリフレッシュできるようなスペースがあるとよいな。
■就寝前や早朝の時間活用、家事の時短でひとり時間を確保
「家族の世話や家事に時間がかかる」「仕事や学業が忙しい」といった理由でひとりの時間が確保できない人が多い中で、ひとりの時間を確保するための工夫としては「就寝前の時間を自分のために使う」が33.2%、「家事などをなるべく時短して時間を確保する」25.8%、「早起きして朝の時間を活用する」23.6%でした。忙しい生活の中で時間管理に工夫を凝らしている様子がうかがえます。
「家族の世話や家事に時間がかかる」「仕事や学業が忙しい」といった理由でひとりの時間が確保できない人が多い中で、ひとりの時間を確保するための工夫としては「就寝前の時間を自分のために使う」が33.2%、「家事などをなるべく時短して時間を確保する」25.8%、「早起きして朝の時間を活用する」23.6%でした。忙しい生活の中で時間管理に工夫を凝らしている様子がうかがえます。

■「Well-being」の認知度は約2割
「Well-being」という言葉の認知度については、「知っている」が9.3%、「大体知っている」11.6%を合わせて約2割の人が知っていると回答しました。2023年7月に実施した「個人・職場の健康への取組みについての意識調査」で同様に聞いた結果と比較すると、認知度は微増という状況です。
「Well-being」という言葉の認知度については、「知っている」が9.3%、「大体知っている」11.6%を合わせて約2割の人が知っていると回答しました。2023年7月に実施した「個人・職場の健康への取組みについての意識調査」で同様に聞いた結果と比較すると、認知度は微増という状況です。

■約6割がひとりの時間が「Well-being」に繋がっていると回答
「Well-being」の認知者に対して、ひとりで過ごす時間が「Well-being」に繋がっていると感じるかと尋ねたところ、「とても感じている」が24.0%、「やや感じている」34.8%で、約6割が肯定的な回答をしました。「Well-being」は身体的な健康に加えて、精神的、社会的に良好な状態を指すため、ひとりの時間が心のリフレッシュだけでなく、社会生活でのストレス軽減や心身のバランスを保つ重要な時間と認識されていることがわかります。ひとりで過ごすことで、心身のリセットや自己充足が図られ、仕事やプライベートにおいてもより良い状態が維持されると言えるでしょう。
「Well-being」の認知者に対して、ひとりで過ごす時間が「Well-being」に繋がっていると感じるかと尋ねたところ、「とても感じている」が24.0%、「やや感じている」34.8%で、約6割が肯定的な回答をしました。「Well-being」は身体的な健康に加えて、精神的、社会的に良好な状態を指すため、ひとりの時間が心のリフレッシュだけでなく、社会生活でのストレス軽減や心身のバランスを保つ重要な時間と認識されていることがわかります。ひとりで過ごすことで、心身のリセットや自己充足が図られ、仕事やプライベートにおいてもより良い状態が維持されると言えるでしょう。

Q. 前問で回答した理由があればを教えてください。
・(とても感じている)一人落ち着いた時間によって忙しさや業務・義務での疲れをリセットしてくれる。
・(とても感じている)精神的満足があると体も良い状態になると思う。やはり好きな事が出来る時間は大事。
・(やや感じている)一人で瞑想したりして、気持ちをリセットする時間はとても大事だと思うので。やっぱり健康第一です!
・(やや感じている)程度こそあれ、人はそういった時間を持つことがとても大切だと思う。
・(どちらでもない)ひとりで過ごすことが、自分にとってどれだけプラスに働いているか意識したことがない。
・(とても感じている)一人落ち着いた時間によって忙しさや業務・義務での疲れをリセットしてくれる。
・(とても感じている)精神的満足があると体も良い状態になると思う。やはり好きな事が出来る時間は大事。
・(やや感じている)一人で瞑想したりして、気持ちをリセットする時間はとても大事だと思うので。やっぱり健康第一です!
・(やや感じている)程度こそあれ、人はそういった時間を持つことがとても大切だと思う。
・(どちらでもない)ひとりで過ごすことが、自分にとってどれだけプラスに働いているか意識したことがない。
報道に関するお問い合わせ先は次の通りです。
株式会社カウネット 「カウネットモニカ事務局」
E-mail info@kaunetmonika.com (10時~16時、月~金) 阪口・齊藤
この調査結果を引用・転載いただく際には、事前にご連絡の上
下記を出典元として記載してください。
「カウネットモニカ」