トップページ > 商品開発ストーリー > <第17回>よく使う掃除用品をシリーズ化。まとめてすっきり!
<第17回>よく使う掃除用品をシリーズ化。まとめてすっきり!
-
「連結式お掃除用品」シリーズ
- 商品番号(左から):4327-2860(ハンディワイパー)、4327-2839(3段伸縮アルミ柄)、4327-2846(フロアワイパー)、4327-2853(粘着ローラー)
ハンディワイパー、フロアワイパー、粘着ローラー。職場の掃除に便利な3つのアイテムが、共通の長柄で使えるヘッドとして登場しました。3つのヘッドはそれぞれ単体でも使え、コンパクトに収納できる設計。場所をとらずに保管できて、職場の誰でも、いつでも、気づいた時にパッと掃除できる優れもの!
私たちが担当しました!
-
<企画担当>
【おすすめの「カウコレ」プレミアム商品】
タイガーさん(男性)
どこからでもふせん
【選んだ理由】
4種類のカラーを1つのふせんとして管理できるので保管しやすく便利です!
-
<開発担当>
【おすすめの「カウコレ」プレミアム商品】
アルパカさん(女性)
取り出しやすいストッキング水切り袋(袋入り)
【選んだ理由】
袋に一工夫があるので、作業途中の濡れた手でもさっと一枚ずつ引き出せるのがお気に入りのポイントです
<「連結式お掃除用品」シリーズ>ができるまで
カウネットモニカ会員の皆さんがここで商品作りに参加してくれました!
お客様の職場を訪問した時に気が付いた、職場ならではの掃除アイテムに着目したことから企画がスタート。3つのアイテムを同時進行で開発する困難を乗り越え、完成した<「連結式お掃除用品」シリーズ>の魅力とは? 「職場で使うこと」を一番に考えた、企画・開発両担当者のこだわりに迫ります。
お客様の職場で気になった、掃除用品の収納の現状
カウネットモニカ事務局: <「連結式お掃除用品」シリーズ>を企画したきっかけを教えてください。
タイガーさん(企画): お客様の職場を訪問した際に掃除用品の保管状況が気になり、改善したいと思って企画しました。掃除用品の保管状況について話を伺ってみると、多くの方が乱雑さが気になっていることが分かりました。そこでまず、掃除用品の保管が乱雑になる原因を探したのです。
カウネットモニカ事務局: どんな原因があったのでしょうか。
タイガーさん(企画): フロアワイパー、ハンディワイパー、粘着ローラーといった、形状の異なる簡易の掃除用品を複数併用していることが原因だと考えました。
一般家庭と異なり、職場では、掃除機などでしっかり掃除することはまれです。たいていが、デスク周りや床などちょっとした汚れが気になった時に簡易の掃除用品でサッと掃除することが多い。その結果、複数の掃除用品を併用することになる。掃除用品の種類の多さが、そのまま乱雑さにつながっていると仮説を立てました。
より多くの現状を把握するため、カウネットモニカ会員の皆さんからも職場の掃除用品の保管状況を写した写真を送っていただきましたが、結果は仮説通り。多くの職場で、種類の異なる複数の掃除用品を併用していることが分かりました。
「複数の掃除用品を併用するがゆえに保管場所をとり、収納スペースが乱雑になる」という “お困りごと” を確信した瞬間でした。
カウネットモニカ会員の声を参考に、需要の高いアイテムを企画
カウネットモニカ事務局: “お困りごと” の解決策はどう考えたのですか?
タイガーさん(企画): 職場訪問やカウネットモニカ会員の皆さんから寄せられた写真から、多くの職場で複数の掃除用品を併用していることが分かりました。しかも、一つ一つの掃除用品の色やサイズがバラバラ。複数の掃除用品の形に統一性がないため、きれいに保管できず、乱雑になるのです。
そこでまず、職場での使用頻度が高いアイテムをシリーズとして統一することを考えました。思いついたのが、複数のヘッドを共通の柄に付け替えて使用するアイデアです。カウネットモニカ会員の皆さんにアンケートをとると、使用頻度の高い簡易用品トップ3は「フロアワイパー」「ハンディワイパー」「粘着ローラー」であることが分かりました。これを参考に、共通柄に取り付けられる「フロアワイパー」「ハンディワイパー」「粘着ローラー」のシリーズ展開を企画しました。
これだけだと市販品で似たものがありますが、今回は職場で使うことが前提です。消耗品にならないよう、長く使える耐久性を重視したいと伝えて、開発担当のアルパカさんに託しました。
3Dプリンターを活用。シリーズ同時進行をスムーズに
カウネットモニカ事務局: 「連結式お掃除用品」シリーズの開発がスタートします。どのように進めたのですか?
アルパカさん(開発): 職場での使用頻度が高い簡易用品3アイテムをヘッドに共通柄で使用できるシリーズとして同時にリリースしたいと思っていたので、同時進行で開発を進めました。その分試作が多くなりますが、まず3Dプリンターで立体サンプルを作成し、長さや形などを実際に触って確認してから試作に進めることで、作業に無駄がないよう心掛けました。
「職場向けの掃除用品」として譲れない、3つのポイント
カウネットモニカ事務局: 「職場向け」の掃除用品としてこだわったポイントは何ですか?
アルパカさん(開発): 企画担当のタイガーさんの調査から職場の掃除は気づいた時にサッとすることが分かっていたので、「職場にいる誰もが、いつでも掃除できること」を念頭に、①長く使える「丈夫さ」、②共通柄をつけずに単体でも使える「使いやすさ」、③整理して保管できる「コンパクトさ」にこだわって開発を進めました。
アルパカさん(開発): ①長く使える「丈夫さ」について、共通柄はもちろん、ヘッド部分となる「フロアワイパー」「ハンディワイパー」「粘着ローラー」の3アイテムにも丈夫な素材を選びました。その上で、②共通柄をつけずに単体でも使える「使いやすさ」を実現するため、共通柄との接続部分を長くし、握った時に滑りにくいよう溝をつけました。
カウネットモニカ事務局: 3種のヘッドそれぞれに工夫が見られますね。
アルパカさん(開発): はい。それが、③整理して保管できる「コンパクトさ」です。 「フロアワイパー」は本体の柄が本体部分とフラットになる形状でかさ張らない仕様。「ハンディワイパー」はモップが回転するうえ、7段階に折れ曲がり、狭いところも掃除しやすい。カバーを紛失しやすいという声が多い「粘着ローラー」は、カバーと本体を一体化したデザインを採用しました。
カウネットモニカ事務局: 共通柄はどのようなところにこだわったのですか?
アルパカさん(開発): 一般家庭向けの商品よりも強度を重視して、長く使用しても曲がったりゆがんだりしない高い耐久性を実現しました。職場ならではの高い場所にも届くよう、長い柄にしたのもポイントです。
カウネットモニカ事務局: 職場で使用頻度の多い「フロアワイパー」「ハンディワイパー」「粘着ローラー」3アイテムを、単体でも、柄につけても使いやすい掃除用品が誕生しました。色やサイズを統一することで見た目がスッキリするだけでなく、それぞれがコンパクトに収納できることで「掃除用品の収納場所が乱雑だ」という “お困りごと” も解決。連結式シリーズの第2弾の誕生に期待です。
<「連結式お掃除用品」シリーズ>の詳細・購入はこちらから!
カウネットモニカ会員の皆さんと作った商品は、他にもたくさん!
- 商品開発ストーリー バックナンバーはこちらから ↓
- 商品開発ストーリーTOPに戻る