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<第25回>360度展開して自立!リモートワークの効率化に貢献する

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テレワークバッグ
- 商品番号:4698-1561
最近注目されている「時間」と「場所」を自由に選択できる新しい働き方「ABW(Activity Based Working)」を意識した<テレワークバッグ>。文房具やイヤホン、マウス、充電器などをコンパクトにまとめて収納。通勤かばんに入れて持ち運べるサイズで、広げると自分だけのワークスペースが出現。360度展開できて自立するので中身が取り出しやすく、狭いスペースでも効率よく仕事ができます。
私たちが担当しました!
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<企画担当>
在宅ワークで使えるおすすめの「カウコレ」商品:
ミケネコさん(女性)
折りたたみ集中ブース
好きなスポーツ:テニス、野球
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<開発担当>
在宅ワークで使えるおすすめの「カウコレ」商品:
カピバラさん(男性)
ワークサポートクッション
好きなスポーツ:野球
<テレワークバッグ>ができるまで
カウネットモニカ会員の皆さんがここで商品作りに参加してくれました!


文房具総選挙「仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス」部門で堂々の第2位にランクイン! <テレワークバッグ>は、カウネットモニカ会員の皆さんのテレワーク事情を知った企画・開発両担当者が、リモート環境で開発した新商品。どんな技ありのしかけが隠されているのか、注目です!
自分だけじゃなかった!テレワークならではの “お困りごと” が浮き彫りに

カウネットモニカ事務局: コロナ禍で働き方が変化する今、<テレワークバッグ>は時代のニーズにマッチしていますね。
ミケネコさん(企画):
弊社では以前から定期的にテレワーク推奨期間が設けられていて、自宅やカフェで作業をすることがありました。テレワークについて、「働きやすくていいね」という肯定的な声が多数でしたが、私個人としては「スペースが狭く、作業しづらい」というストレスを感じていたんです。
とくにカフェのテーブルは狭くて、筆記具やふせん、スマートフォンなどを置くスペースが足りません。仕方なく通勤バッグに入れたまま作業をし、使う度に出し入れしていたのですが、周囲に迷惑がかかるし、面倒だしで、なんとかならないものかと思っていました。
その経験から、同様の “お困りごと” を感じている方もいるのではと考えて、テレワークに関する社内アンケートと市場調査を実施しました。
カウネットモニカ事務局: どのような調査をしたのでしょうか。
ミケネコさん(企画):
はじめに、総務省が発表している「テレワークの実施率」をチェックして、テレワークを導入している企業が実際に増えていることを確認しました。
次に、「テレワークで使用する場所」「テレワーク時にストレスを感じていること」について社内アンケートをとりました。その結果、テレワークで使用する場所は「自宅やカフェ」が多いこと、「スペースが狭く、作業しづらい」というストレスを感じている人が多いことが分かりました。
テレワークに必要なものをひとまとめに。絵コンテと自作サンプルでイメージを共有
ミケネコさんが描いた絵コンテ
カウネットモニカ事務局: ミケネコさんが感じていたストレスが、皆さんの “お困りごと” でもあることがはっきりしたのですね。そこから、どう解決しようと考えましたか?
ミケネコさん(企画):
「狭いスペースでもスムーズに作業できるように、仕事に必要なアイテムをすっきりとまとめるアイテム」があればいいと思いました。また、テレワークだと移動して作業することもあるため、持ち運びしやすいバッグの形がいい。せっかくなら、通勤かばんに入るバッグinバッグにしよう!と思いつきました。
ただこの段階では、どんなアイテムをどう収納するか、具体的な形までは見えていませんでした。そこでカウネットモニカのアンケートで、テレワーク時に必要なアイテムを調べたところ、筆記具やふせん、マウス、イヤホンを持ち歩く方が多いことが分かりました。これらをどう収納すればすっきりとまとまるのかは、実際に絵コンテを書きながら考えました。
次いで、市場で販売されているテレワーク向けのバッグを徹底的に調査して、使いやすいサイズや仕様を検討。絵コンテだけでは分かりづらかったので、手元にあったファイルボックスで簡単なサンプルを作って、使い勝手などを確認しました。
「360度展開して自立する」しかけで省スペースを狙う
360度展開する初期のサンプル品
カウネットモニカ事務局: 企画に対する、社内の反応はいかがでしたか?
ミケネコさん(企画):
当時は、多くの企業でテレワークが盛んになり始めた時期だったので「発想はいいね」と評価されたのですが、「既存のものでもいいのでは?」という声も。
そこで差別化のためにも、省スペースと使い勝手のよさにとことんこだわろう!と思い、自作のサンプルを改良。最終的に、バッグを開くと360度展開して自立する形にたどり着きました。この形状だと、カフェなどで使う際に隣や前の席との仕切りにもなるため、自分だけのワークスペースを作り出すことも簡単です。
コロナ禍でのリモート開発がスタート! 使いやすい理想の形を試行錯誤
カウネットモニカ事務局: 「360度展開して自立する」形状で、既存商品との差別化を図った<テレワークバッグ>。企画段階でサンプルがあったので、開発はスムーズだったのでは?
カピバラさん(開発):
完成形に近いサンプルを作ってくれていたので、イメージはしやすかったですね。ただ、今回はコロナ禍での開発。サンプルのやりとりなどもすべてリモートで進行するという、これまでにない初めての経験でした。でも、だからこそこの商品を待っている人がいる。そう思って、開発を急ぎました。
最初に決めたのは、ポケットのサイズと位置です。筆記具やふせんなど、何を持ち運ぶのかはミケネコさんが調べてくれていたので、それぞれが無理なく収納できるサイズを検討。さらに今回は「折りたためる」こともポイントなので、テレワークバッグを閉めたときに向かい合うポケット同士がぶつからないよう、それぞれのポケットの位置も調整しました。
また、バッグin バッグなので、持ち運ぶときに収納したアイテムがポケットから飛び出さないことも重要です。この点は、伸縮性の高い素材を採用することで解決しました。実際にサンプル品に筆記具やふせんを入れて逆さにしたり振ってみたり…実験を繰り返して、もっとも優秀だった素材を選んでいます。
カウネットモニカ事務局: よく見ると、バッグを360度展開した状態でも、ファスナーが閉まるしくみになっているんですね。
カピバラさん(開発): 省スペースを考えると、360度展開した時もスマートに自立することは大切です。ファスナーとボタンで背面同士を密着させ、マチの幅を調整することで実現しました。
開発担当のこだわりは細部にあり……!スマートフォン立ては絶対条件!
カウネットモニカ事務局: 展開したとき、右下にあるタグがスマートフォン立てになりますね。
カピバラさん(開発):
はい。そうなんです!
これは個人的に譲れない仕様で、最後まで検討を重ねました。これからの時代、リモート会議が主流になると考え、絶対に取り付けたかったんです。画面を見やすい角度に立てられるよう、滑り止め素材を選んでいるのがポイントです。スマホに来るメッセージや着信を常に視覚的に確認できるので、音を出せない場所やイヤホンを装着した時にも便利です。
カウネットモニカ事務局: 時代を読んだ、とても気の利いた工夫です。カラーバリエーションは?
カピバラさん(開発): ベーシックなグレー×ライトブルーとネイビー×ブラウンの2種のラインナップです。これについてはミケネコさんのこだわりがあって、開いたときに色味が変わってリフレッシュできるコンビ配色に。ジェンダーレスで使えて、地味すぎないモード感のある色合いが気に入っています。
カウネットモニカ事務局: リモート環境のもと、二人三脚で開発を進めた「360度展開して自立する」カウネットらしい<テレワークバッグ>。こまごまとした仕事のツールをひとまとめにして携帯でき、机上に展開すれば仕切りにもなり、カフェや自宅のダイニングテーブルでもすぐに仕事モードに入れそう。働き方が大きく変化し、テレワークが拡大しつつある今、ぜひ欲しい商品です。

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