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<第29回>コンパクトな収納BOX?→自分だけの集中スペース!

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折りたたみブースデスク オレルタ
- 商品番号:3663-1469(ナチュラル)
天板が折れる(オレル)、扉がたためる(タタメル)、だからオレルタ。在宅ワークを応援する「カウコレ」プレミアムの新シリーズ「WORK FIT HOME」から登場したのは、収納棚のような佇まいながら、扉を開けば周囲の視線を遮るワークスペースになるデスク。仕事に必要なアイテムも収納でき、リビングやダイニングなどでも集中して、効率よく作業できます。完成品が届き、自分で組み立てなくていいのも嬉しいポイントです。
私たちが担当しました!
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<企画担当>
おすすめの「カウコレ」プレミアム商品:
オカメインコさん(男性)
時短用マウス コピー&ペースト機能付き
好きな飲みもの:紅茶
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<開発担当>
おすすめの「カウコレ」プレミアム商品:
カピバラさん(男性)
ワークサポートクッション座用グリーン
好きな飲みもの:コーヒー
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<開発担当>
おすすめの「カウコレ」プレミアム商品:
ミケネコさん(女性)
フリーアドレスバッグ
好きな飲みもの:トマトジュース
折りたたみブースデスク オレルタ>ができるまで
カウネットモニカ会員の皆さんがここで商品作りに参加してくれました!


「リビングで集中できない」「オン・オフの切替えができない」など、コロナ禍の在宅ワーク事情をいち早く把握し、「今」のニーズに応えた本商品。企画から発売まで通常よりもスピーディーに進められたのは、皆さんから届いたリアルな声と、「できるだけ早く皆さんの “お困りごと” を解決したい」という企画・開発担当者の強い思いから。
前例のないコロナ禍。皆さんの “お困りごと” をいち早くキャッチしたアンケートが出発点に!

カウネットモニカ事務局: リビングなどの共有スペースで、集中できる作業スペースを手軽に確保できる<折りたたみブースデスク オレルタ>。企画のきっかけは何でしたか?
オカメインコさん(企画):
2020年4月に行った「在宅勤務に関するアンケート」がきっかけです。当時は新型コロナウイルス感染症が流行し始めたばかりでした。多くの企業が次々と在宅ワークを導入する中で、皆さんもこれまで経験したことのない数々の “お困りごと” に直面するだろうと考え、それらを解決するために、いち早く皆さんの声を聞くことにしたのです。
アンケートを読み込む中で、在宅ワークをしている人の約69%がダイニングやリビングで作業をしていること、また働く人の約69%が「周囲が気になって業務に集中できない」という “お困りごと” を抱えていることが分かりました。
超特急かつ丁寧な企画の進行は、皆さんの声のおかげ!
カウネットモニカ事務局: その “お困りごと“ を、どう解消しようと考えましたか?
オカメインコさん(企画):
最初に二つのアイデアが浮かびました。一つはブース型のデスクで周囲の視線を遮るアイデア、もう一つは作業後に折りたたむアイデアです。そして、この二つを組合せたらどうだろう、と考えました。
作業をする時は扉を開いて個室ブースの仕切りのように使い、作業を終えたら扉を閉める。このカタチなら、「周囲が気になって業務に集中できない」「オン・オフの切替えができない」という二つの “お困りごと” を一度に解決できると思いました。
同時に、リビングやダイニングなど共有スペースで作業をする方が多いという結果から、扉を閉めた時に圧迫感がないよう、なるべくコンパクトにしたいとも考えました。そこで、奥行きが大きくならないようにデスク天板も折りたためる仕様にしたらどうだろうと。そうすれば、作業に必要なデスクの広さを確保しながら、使わない時はコンパクトになる、という点をより実現しやすくなります。
カウネットモニカ事務局: なるほど。仕切りとデスク天板を折りたたむことができれば、かなりコンパクトになりますね。
オカメインコさん(企画): そうなんです。さらにもう一つ、コンパクトさを実現するために欠かせないのが全体の高さです。これについてはSNSで聞いてみました。Twitterでアンケートをとったところ数日で多くの声が集まり、座った姿勢で視界を遮るのに必要なおおよその高さ(150cm前後)が見えてきました。
カウネットモニカ事務局: Twitterも活用されたんですね!ちなみに、扉と天板奥の中面に有孔ボードを採用していますが、この理由は何ですか?
オカメインコさん(企画): せっかくなら、デスクとしてだけでなく収納スペースとしても活用してほしいという思いからです。有孔ボードであればフックやラックなどを簡単に設置できます。マウスやペン、ノートなど仕事に必要なアイテムをまとめて収納することで、扉を開ければすぐに仕事ができる環境を作れます。 扉の外側にインテリアを飾ることもできるので、リビングやダイニングで浮かないデザインも狙いました。
企画段階のサイズは配送規格でアウト!?でも使いやすさは譲れない
カウネットモニカ事務局: 折りたためる仕切り(扉)付きの在宅ワーク用デスクというカタチが決まりました。開発に携わったのは、カピバラさんとミケネコさんの二人。オカメインコさんから企画を引き継いだ後、どこから取り掛かりましたか?
カピバラさん(開発)
まず取り掛かったのは、全体のサイズと重量の調整ですね。というのも在宅ワークのためのアイテム=宅配便で家庭に届けるため、宅配会社の配送規格に収める必要があるんです。
サイズについていえば、仕切りの高さとデスク天板の奥行きの調整に苦労しました。企画段階では、仕切りの高さは約150cm、天板の奥行きは約45cmとありましたが、このサイズでは配送規格からオーバーしてしまいます。そのため、配送規格に収まる範囲で、できるだけ快適に使えるサイズを割り出すことから始めました。
何度も検証を重ね、結果的に導き出したのが高さ135cm、デスクの奥行き40cm。企画段階からどちらも短くなってしまいましたが、「座った姿勢で視界を遮る」高さをなんとか確保できました。
次に重量です。使用する際の安全性を考えると、どっしりと重量のある方が安定するのですが、これもやはり配送規定に収めなくてはなりません。そこで、有孔ボードと有孔ボードの間に入れる補強素材を調整。倒れにくさを実現しながら、配送規定に収まるギリギリの重量を攻めました。
ミケネコさん(開発) デスクの強度もかなり慎重に検証しましたね。多くの人がノートパソコンや資料などを乗せて使うことを考えると、耐荷重も重要なんです。こちらも何度も検証を重ねて、耐荷重30kgという数値に落ち着きました。
繰り返しの検証で見つけた!作業時の快適さがアップするプラスαの工夫
カウネットモニカ事務局: 倒れにくく、強度もあれば安心して使えますね。気になるのはデスク上の天井部分。この部分が半円形にくり抜かれている理由は何でしょう?
ミケネコさん(開発) 半円形にすることで、長方形のままにするより圧迫感を感じにくいんです。実は高さや耐荷重を求めるために何度も座って検証する中で、天井にたびたび頭をぶつけて。半円形にしたら角がとれるので頭をぶつけずに済むなと。試作してみたら、圧迫感も軽減されていいね、ということになりました。
カウネットモニカ事務局: 座ってみてなるほどと思いました!気配りの行き届いたデザインですが、組み立て式ではなく、完成品がそのまま届くというのも驚きです!
カピバラさん(開発) そうなんです! 完成品がそのまま届き、梱包を解いたらすぐに使える点も強くアピールしたいポイントです。「組み立て作業が難しく手間だ」という皆さんの声と、折りたたみ式の天板を組み立てるのは安全面から難しいことも、完成品を届けることに決めた一因です。
カウネットモニカ事務局: 今回は、企画から開発まで、とにかくスピード重視だったと聞いていますが…
ミケネコさん(開発) はい。コロナ禍の今、皆さんが直面している “お困りごと“ を解決するために企画した商品なので、できるだけ早く皆さんの手元に届けたいという思いがありました。スピードアップの秘訣は、アンケートやSNSを通じて皆さんと密に繋がりリアルな声を拾えたこと、そして企画・開発が一つのチームとして、それぞれの段階で生じる課題を共有しながら進めたことです。
カウネットモニカ事務局: アンケートとSNSを活用して皆さんのリアルな声を聞くことで、「今」あったらいいながカタチになりました。緻密な立案、丁寧で真摯な検証と、今まで培ってきたカウネットの得意技を駆使して誕生した<折りたたみブースデスク オレルタ>。スペースが限られた在宅ワークで快適に作業できる注目アイテムです。次なる商品化は、あなたの声がきっかけになるかもしれません。
完成品で届くから、自分だけの空間がすぐ!<折りたたみブースデスク オレルタ>を動画でチェック!

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