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<第32回>ストラップとハンドベルト付きで “立ったままタブレット操作” がはかどる!

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そのまま充電できるストラップ付タブレットケース
- 商品番号:3740-4819
ストラップとハンドベルト付でタブレットの落下を防ぐから、立ったままでも操作しやすい専用ケース。ダブレットをケースに入れたまま充電できるのも、カウネットならではのプレミアムポイントです。
私たちが担当しました!
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<企画担当>
おすすめの「カウコレ」プレミアム商品:
シカさん(女性)
分類しやすいカラーバスケット浅型
得意料理:ハンバーグ
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<開発担当>
おすすめの「カウコレ」プレミアム商品:
しまうまさん(女性)
ゴミポケット付きウエストポーチ
得意料理:スペイン料理
<そのまま充電できるストラップ付タブレットケース>ができるまで
カウネットモニカ会員の皆さんがここで商品作りに参加してくれました!


「立ち作業が多いため、落とさないか心配」「黒板のチョークの粉や砂等による汚れが気になる」。教育現場でよくあるタブレット使用時の “お困りごと” を解消するアイテムが誕生しました。企画・開発過程の随所で解決のヒントを与えてくれたのは、やはり皆さんの声でした!
アンケートで分かった「教育現場でのタブレット利用率の高さ」から、新企画がスタート!

カウネットモニカ事務局:<そのまま充電できるストラップ付タブレットケース>は、主に教育現場などで立ったままタブレットを使用するシーンを想定した商品だそうですね。
シカさん(企画):「全国の児童・生徒1人に1台の端末を」という文部科学省の「GIGAスクール構想」がコロナ禍で加速したことから、教育現場でのタブレット端末利用が急速に増えたことに注目したのがきっかけです。
早速タブレット使用に関するアンケートを実施したところ、カウネットモニカ会員の皆さんのうち教育現場にお勤めの方で、「仕事でタブレット端末を使用している」方は約80%、「毎日使用している」方は約70%いることが分かりました。これだけ教育現場でのタブレット利用率が高ければ、それに伴う “お困りごと” もあるはず。そう考えて、教員向けのタブレット関連商品を企画したいと考えました。
既存の商品にはないカウネットらしさとは?皆さんの声を洗い出し!
カウネットモニカ事務局:世の中の流れと、カウネットモニカ会員の声から、教育現場に着目した新しい企画がスタートした瞬間ですね。その後、どのように企画を進めていきましたか。
シカさん(企画):アンケートを見返すだけでなく、教員の方にヒアリングしたり、実際にタブレットを使用している場面の写真を送っていただいたりして、現場で皆さんが感じている “お困りごと” をより詳しく探りました。
すると「立ち作業が多いため、落とさないか心配」「移動時に持ち運びしにくい」という声が圧倒的に多いことが分かりました。確かに、教員の方は授業中など立ったまま使用するシーンが多く、教室等の移動も頻繁なため、常に落下の危険があります。日々安心してタブレットを操作するためには、落下の危険を避ける工夫が欠かせません。そこで、「落としにくいタブレットケース」に目標を定めることにしました。
シカさん(企画):早速、既存のタブレットケースをリサーチすると、ストラップ付のタブレットケースはあるものの、合成皮革製で重いものが多いこと、機種ごとに展開されていて汎用性が低いことが気になりました。教員の方は立ったまま長時間使用することが多く、支給される機種も様々。カウネットモニカで教員の方向けのタブレットケースを作るなら、ケース自体の軽量化と汎用性の高さもかなえたい! さらに、タブレット端末の充電のタイミングは「その都度」「保管時」「授業が終わるごと」という皆さんの声から、「ケースに入れたまま充電しやすい」という付加価値も加えたいと考えました。
落としにくさ、本体の軽さだけじゃない!チョークや砂での汚れにも対応
縦・横どちらでも使えるストラップ
ケース外側のハンドベルト
カウネットモニカ事務局:「落としにくい」「長時間使っても疲れにくい軽さ」「汎用性」「ケースに入れたままでの充電のしやすさ」と、皆さんの “お困りごと” を解消するための課題がたくさん詰まった企画、開発担当者のしまうまさんは、どのように進めたのでしょうか。
しまうまさん(開発):「落としにくい」という点については、タブレット端末を利用している皆さんの「首にぶら下げて落下を防ぎたい」「縦横どちらでも使いたい」という声から、ストラップを付け替えることで、縦・横どちらでも使える仕様にしました。さらに、ストラップを使わなくても、立ったまま片手でタブレットを操作する際に持ちやすく、落としにくくなるよう、ケース外側にハンドベルトを設置。
ケースの素材は、軽くて汚れが付きにくくなるよう、目の細かい布生地を採用しました。これによって、「長時間使っても疲れにくい軽さ」を解消するだけでなく、アンケートに寄せられた「チョークの粉や砂等による汚れが気になる」という教育現場ならではの “お困りごと” にも対応できました。
スムーズに出し入れできる工夫が、充電しやすさという課題もクリア!
充電の位置を選ばないダブルジッパー
カウネットモニカ事務局:ストラップとハンドベルトで落としにくさを、本体の生地で軽さと汚れにくさを実現したのですね。三辺がダブルジッパーで大きく開くのも特徴的ですね。
しまうまさん(開発):これも皆さんの声から生まれた工夫です。既存のタブレットケースに対して「フィルムがタッチ画面にくっついて出し入れがしにくい」という声があることから、スムーズに出し入れするにはどうしたらいいか、企画担当のシカさんと一緒に考えました。色々と話をするなかで、ケースの取り出し口を三辺ジッパー型にするアイデアが浮上したんです。
サンプルを作ってみると、出し入れしやすさは抜群! さらにダブルジッパーにすることで、充電ケーブルの差込口がタブレットのどの位置にあっても、ケースに収納したまま充電できるメリットも生まれました。「ケースに入れたまま充電しやすい」という課題もクリアできたんです。
開発途中の試作品で商品モニターを実施。初の取組みで使い勝手のさらなる向上を実現
スムーズな操作を実現した、感度の高いフィルム
カウネットモニカ事務局:今回、開発途中のサンプルを教育現場にお勤めの方に試してもらう初めての試みもあったとか。
しまうまさん(開発):そうなんです! より、実際に使う方の目線に沿った商品を届けたい思いから、試作品を使っていただきました。すると、「ファスナーを閉め忘れた時に、タブレットが落ちそうで怖い」「タッチパネルの感度が悪く操作しにくい場所がある」などの声をいただきました。
ファスナーの閉め忘れについては、ケース内側にタブレットを固定するゴムバンドを追加して対応しました。
タッチパネルの感度は、フィルムとタッチパネルの密着性を高めることで解消できるのですが、これがなかなか難しくて。ジッパーが使いやすいよう、大きくするとフィルムとパネルの隙間が広がる、それをクッション材で調整するのですが、できれば薄く、軽く仕上げたい…、でも保護強度も大事…。感度、開け閉めのしやすさ、強度、全てをクリアするベストなバランスを探るため、何度も縫製方法から見直し、今の仕様に仕上がりました。
タッチペンとボールペンが収納できるホルダー付
カウネットモニカ事務局:教員の皆さんが感じている立ち作業ならではのタブレット利用時の “お困りごと” を解消し、作業効率アップを後押しする<そのまま充電できるストラップ付タブレットケース>。
ケース背面にタッチペンとボールペンを収納できるホルダーが付いているのも、「ボールペンはいつも持ち歩く」という声を教育現場にお勤めの方の声を反映しています。色はノーブルな印象のネイビーで、教育現場になじみそう。同じく立ち仕事をメインとする、医療や介護、物流などの現場でも活躍が期待できそうです。
教育現場に着目した新しい取組みは、今後シリーズ化して展開予定とのこと。皆さんの声をカタチにする新商品作りに、引き続きご期待ください。

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