トップページ > 商品開発ストーリー > <第34回>職場に備蓄しやすい防災用品シリーズ。柔らか素材で広げやすく、たたみやすい、技ありシート!
<第34回>職場に備蓄しやすい防災用品シリーズ。
柔らか素材で広げやすく、たたみやすい、技ありシート!

くり返し使いやすい防災用アルミシート 静音タイプ
- 商品番号:3737-4969
災害時、体に巻いて寒さを防ぐ「アルミシート」。カウネットの<防災用アルミシート 静音タイプ>は、広げる際のガサガサ音が抑えられ、コンパクトに折りたたんで収納袋に戻せるので、扱いやすくくり返し使いやすいのが特長です。オフィスで使いやすい箱入りなので省スペース保管も可能!


私たちが担当しました!
<企画担当>
おすすめの「カウコレ」プレミアム商品:
パンダさん(男性)
ミーティングバッグ
好きな食べもの:ラムネ
<開発担当>
おすすめの「カウコレ」プレミアム商品:
しまうまさん(女性)
Katazuk小物収納ケース
好きな食べもの:お寿司
<くり返し使いやすい防災用アルミシート 静音タイプ>ができるまで
カウネットモニカ会員の皆さんがここで商品作りに参加してくれました!


災害時に活躍するアルミシートですが、「一度使うと袋に戻しにくい」「広げて使用するときのガサガサ音が気になる」など、思いのほか “お困りごと” が多かった! そこでカウネットが皆さんの声を反映し、使いやすい商品を作り上げました。果たして、どんな工夫が施されたのか、商品化までの道のりをたどります。
アンケートを深掘りして見えてきた、防災備蓄品に関する “お困りごと” とは?
カウネットモニカ事務局:職場に特化した必需品や便利なサービスを提供しているカウネットですが、防災用品まで展開しているとは意外でした。
パンダさん(企画):はい、「こんな商品あったらいいな」があるのがカウネットなので! ただ、防災というカテゴリーで今までも商品を提供してきましたが、新たにカウネットならではのプライベートブランドも展開したいと考えていました。
日本は昨今、地震や水害など自然災害が多く、防災用品は今後ますます必要となると思っています。実際に、災害発生時のガイドラインでは、「災害発生後3日間は、救助・救出の妨げにならないよう、従業員等を一斉帰宅させないようにする必要がある」とされています。最低でも3日間は帰宅せず待機しなくてはならない。職場での避難生活を余儀なくされた際のストレスを少しでも軽減する商品を提案したいという想いがありました。
カウネットモニカ事務局:その想いをかたちにしたのが、<くり返し使いやすい防災用アルミシート 静音タイプ>というわけですね。企画したきっかけを教えてください。
パンダさん(企画):きっかけは、カウネットモニカで実施した「職場での防災用品の備蓄について」のアンケートです。32.6%が備蓄していると回答した「アルミシート」に着目し、調査を続けました。
アンケート結果を探るうちに、「一度使うと個袋に戻しにくい」という33.3%の “お困りごと”があることに気づいたんです。
また、カウネットモニカのアンケートに加え、市場リサーチにより、東日本大震災や熊本地震の実体験から、「アルミシートを広げて使用するときのガサガサ音が気になる」という声が圧倒的に多いことがわかりました。
「わからない」「イメージできない」非日常品だから出たマイナス意見。突破できたのは皆さんの声があってこそ!

カウネットモニカ事務局:災害時、体に巻いて防寒などに使われるアルミシートですが、そんな “お困りごと”があるとは、わからないものですね。
パンダさん(企画):そうなんです。私も個人的に使ったことがなくイメージができなかったので、市場にあるいくつかのアルミシートを集め、実際に使ってみました。
広げるとかなり大きく、身体を覆うと確かに暖かいけれど、広げる際のガサガサ音が気になったし、袋に戻すときは、空気が入りかさばってうまくたためないことを痛感! さっそく、 “お困りごと”の解決策として、袋に戻しやすい工夫と静音素材をプレミアムポイントに掲げ、企画案を練り上げました。
カウネットモニカ事務局:カウネットならではのアルミシートという企画、会議ではどのような反応だったのでしょうか?
パンダさん(企画):なかなか厳しい反応でした(汗)。「日常生活では想像しにくい」「使ったことがないからわからない」「本当にいるの?」といったマイナス意見を多くもらいました。また、需要の波が激しく、在庫問題の懸念もあると指摘され、大ピンチでした。
カウネットモニカ事務局:どう突破したのですか?
パンダさん(企画):カウネットモニカのアンケートに助けられました。「職場での防災用品の備蓄について」のアンケート結果から、災害時のアルミシートの必要性や、アルミシートに関する “お困りごと”を数値化していたので、企画の説得力が上がったんだと思います。まさに、皆さんの声があってこそかたちになった商品です!
広げる際のガサガサ音とたたみやすさをとことん検証。企画・開発両担当者の熱いこだわりをかたちに!

カウネットモニカ事務局:皆さんの声に支えられ、開発に進んだ今回の商品。企画概要を聞いての率直な感想を聞かせてください。
しまうまさん(開発):私自身、台風で避難所生活をした経験があり、その際、アルミシートの便利さを実感しました。防寒や雨風をしのぐだけでなく、熱や日差しも反射して季節を問わず使えるアルミシートは、薄くて軽くてかさ張らない、防災用品としてかなり有能です。より多くの人に「備蓄品」として手元に置いてもらいたいし、カウネットならではの工夫を加え、災害時のストレスを緩和したいと思いました。
カウネットモニカ事務局:カウネットならではの工夫ということで、いちばんこだわったのはどの部分ですか?
しまうまさん(開発):素材です! 企画担当者と一緒に、社内でさまざまな材質のアルミシートを広げ、実際に身体を覆ってみました。ガサガサ音が気にならないか、たたみやすいか、防寒になるかといったチェック項目を満たす素材を探し、検証を重ねましたね。
カウネットモニカ事務局:触ってみると、すごく柔らかい!
しまうまさん(開発):はい。中でも柔らかい「アルミ蒸着PE」という素材に落ち着きました。柔らかいから、スムーズにたためて、空気が入りにくくコンパクトになるし、たたむ際のガサガサ音が出にくい。さらに、端を結んでマントみたいにかぶることもできます。これなら、災害時に周囲を気にせず使えると思います。
カウネットモニカ事務局:なるほど。痒いところに手が届くカウネットならではですね。この収納袋にも秘密が?
しまうまさん(開発):袋にもこだわっています。使用後にぐしゃっと置いたままだと見た目や衛生面も気になるという “お困りごと”に対し、解決策としてチャック付きの仕様にしました。3日間の避難生活、少なくとも3回は出し入れすることを想定し、袋はやや大きめサイズに決定。「一度出しても戻しやすい」を実現しました。
そういえば今回、箱のデザインには企画担当者のパンダさんのこだわりが詰まっているんですよ!
使うときのことだけでなく、備蓄時のことまで考えた防災用品。これぞカウネットらしいホスピタリティ
カウネットモニカ事務局:パンダさん、どんなこだわりですか?
パンダさん(企画):業務用パックの50枚入りは、奥行きと高さが一般的なオフィスキャビネットに収まりやすいサイズにし、防災備蓄の省スペース化を狙いました。
この部分にも、カウネットモニカのアンケート結果が反映されています。職場で防災用品を備蓄する際、「キャビネットや棚に収納している」が66.7%、「大きな箱に入れて備蓄している」が60%強。さらに、いつ使うかわからないのに長く備蓄しておくものだから、「箱が大きくてスペースをとる」という収納に関する “お困りごと”が20.3%あり、解決策として箱のサイズ感にこだわりました。
またフリーアンサーで多かったのが「使用期限を忘れてしまいがち」という声。そこで、使用方法や点検日を記入できるようにし、管理のしやすさを狙いました。なおかつ、暗い中でも、大きな文字とピクトで、中身が判別しやすいデザインに仕上げました。
しまうまさん(開発):素材はもちろん、収納しやすく管理もしやすい、さらに、工夫を凝らした箱デザインも自慢です。皆さんの声を細かく拾い上げたからこそ、この仕様にたどり着いたんだと思います。
カウネットモニカ事務局:これはいざというときのために、職場に備蓄しておきたい! 災害時に毛布の代替品としても使えるアルミシートを、皆さんの声をもとにカウネットらしく仕上げた<くり返し使いやすい防災用アルミシート 静音タイプ>。災害時に役立つだけでなく、スマートに備蓄できる工夫も見事です。
同じシリーズで、コンパクトに収納できる簡易トイレも販売中。保管しやすく、使いやすいカウネットの防災用品を備えておけば、万一のときも心強いですね!

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