カウネットモニカ事務局：気象庁の発表によると、この夏も猛暑となりそうですが、快適に乗りきるための暑さ対策をしておきたいところですね！

パンダさん（企画担当）：そうなんです！　ちょうど、物流現場で働く人々の “お困りごと” を解決するために、現場を訪問しヒアリングしたところ、暑さ対策について多くの要望を聞くことができました。

カウネットモニカ事務局：現場では、どんな “お困りごと” や要望があったのでしょうか？

パンダさん（企画担当）：それが、ニッチな “お困りごと” で、暑さ対策で提供している塩飴に関するものでした。個包装の塩飴をかごに出して複数カ所に置いているため、残量に応じての補充、賞味期限の管理など、いろいろと面倒だという声が圧倒的でした。

これは一部の現場を対象とした意見だったため、全国的に同じような声は多いのか？　さっそく、カウネットモニカのアンケートで裏付け調査を行いました。

その結果、賞味期限の管理や残量確認、補充、「ご自由にお持ちください」などの貼り紙制作が面倒といった “お困りごと” が多いことが確認できました。

また、10％の方が「コロナ禍で現場でのコミュニケーションが減った、または、なくなった」と回答していることがわかりました。

カウネットモニカ事務局：カウネットモニカ会員の皆さんのおかげで “お困りごと” が立証されましたね。

パンダさん（企画担当）：はい！　 “お困りごと” を解消する「カウネットならではの塩飴を作るしかない！」と一念発起しました。

アルパカさん（開発担当）：塩飴は、カウネットでも実績のある「熱中飴」を展開する井関食品さんにお願いしました。レモン、梅、夏みかんの3種のアソートで、すでに人気の商品です。
内容量ですが、それまで販売していた熱中飴のラインナップは100gと1kg。100gだと現場で提供するには少なく、1kgだと多くてかごへの補充の手間も懸念されます。

そこで、カウネットとしては、残量確認や補充の手間を考慮し、手間を削減できる500gに落ち着きました。

カウネットモニカ事務局：500gのサイズ感、程よいですね。よく見ると、カウネットらしい細やかな工夫が施されているようです。

パンダさん（企画担当）：はい！　パッケージが肝心なので、こだわりを詰め込みました。ヒントとなったのは、「パッケージに施す工夫として、取り入れてみたいもの」を聞いたアンケート。結果、回答の中で多かった「外袋のまま置ける」「賞味期限の管理がしやすい」「労いのメッセージが外袋に書いてある」という3つの工夫を凝らしています。

とくに、設置したい場所に「置くだけ」のスタンドパックというカウネットならではのかたちが見えたのは、アンケートによる部分が大きいですね。

カウネットモニカ事務局：なるほど！　スタンドパックのまま置ける仕様なら、いちいちかごに出して補充する手間も省けますね。

アルパカさん（開発担当）：そうなんです。なおかつ、取り出しやすさにも配慮しました。
試作品を作り、社内で実際に取り出す検証を重ね、手の大きな男性でも取り出しやすいよう、外袋の高さと取り出し口の幅を微調整。取り出すときや残量が減っても倒れないように工夫を施しました。

カウネットモニカ事務局：パッケージの裏面も抜かりないですね。

アルパカさん（開発担当）：補充目安ラインをつけたので、残量の管理がしやすくなっていると思います。また、現場のヒアリングから、複数カ所に設置している現状をふまえ、設置場所が記載できるメモ欄も設けました。メモ欄に賞味期限を記載していただいてもわかりやすいかと思います。

カウネットモニカ事務局：表面には労いのメッセージが入っているから、本当にそのまま「置くだけ」というのがカウネットらしいです！

アルパカさん（開発担当）：貼り紙制作が面倒という “お困りごと” があったので、パッケージ自体に労いのメッセージを入れちゃうのはどうかなと。
メッセージの文言は、カウネットモニカのアンケートを活用しています。Q「どんなメッセージが書いてあると嬉しいですか」に対して、回答の多かった「十分な水分・塩分補給してください」（58.5％）、「暑い中お疲れ様です！」（41.1％）を選びました。労いの気持ちが伝わるよう、温かみのある手書き風の書体にしたのもこだわりです。

パンダさん（企画担当）：皆さんからの、こんな工夫があったらいいなという要望をパッケージに詰め込んだら、自然と “お困りごと” が解消できていました！

カウネットモニカ事務局：レモンをイメージした爽やかなデザインも秀逸ですね。

パンダさん（企画担当）：はい。デザインに関しても皆さんのご意見を参考にしたくて、カウネットモニカで追加アンケートを実施。5案の中から、夏場のオアシス的な存在になる涼しげな印象で、味のイメージがしやすいデザインに落ち着きました。

カウネットモニカ事務局：爽やかな印象で夏の職場に馴染みますね。発売は昨年6月だったそうですが。

アルパカさん（開発担当）：はい。通常、暑さ対策商品は3月からじわじわ動きはじめ、5月から本格的に売れ出すというサイクルの中、昨年は途中参入とはいえ、反応は上々！　商品レビューでも、味やパッケージデザインが人気を集め、大好評でした。

2023年は4月5日に再販売開始！　同時リリースで新たに、熱中飴タブレットも発売しました。今季は、パッケージデザインを統一した暑さ対策シリーズを強化していく予定で、熱中対策水や経口補水液も続々展開中です。

カウネットモニカ事務局：現場の声、皆さんの声を丁寧に拾い上げて誕生した＜井関食品 置くだけ熱中飴　気持ち伝わるメッセージ付き　スタンドパック500g＞。塩飴を、ありそうでなかったスタンドパックにすることで、「置くだけ」を見事に実現。管理の手間を省き、現場で働く人が手に取りやすくなりました。さらに、職場の人を思いやる言葉が添えられ、コミュニケーションも円滑になりそう！　続くラインナップが楽しみな、気持ちの伝わる「熱中対策シリーズ」、暑い夏に向けてカウネットの新定番になること間違いなしです。