トップページ > 商品開発ストーリー > <第37回>デスクのそばに置いて、掃除したいときにパッと取り出せる! ストッカー付きで補充の手間いらず!

カウネットモニカ発 「カウコレ」プレミアム新商品誕生 商品開発 ストーリーカウネットモニカ発 「カウコレ」プレミアム新商品誕生 商品開発 ストーリー

カウコレプレミアム<第37回>デスクのそばに置いて、掃除したいときにパッと取り出せる! ストッカー付きで補充の手間いらず!

今回紹介する商品はこちら
ウェットシート保管用ハングラック

ウェットシート保管用ハングラック

商品番号:7060-7710、 7063-9575
デスクに引っかけて、ウェットシートを保管できる収納ラックです。デスク下のスペースを有効活用し、使用中のウェットシートと予備を区別して置けるという、カウネットらしい仕様で登場!

私たちが担当しました!

企画担当

<企画担当>
ゾウさん(女性)

おすすめの「カウコレ」プレミアム商品:
ゴミ箱いらずのテープ付きゴミ袋
好きな食べもの:チョコレート
開発担当

<開発担当>
チンパンジーさん(女性)

おすすめの「カウコレ」プレミアム商品:
1枚ずつ取り出せる再生原料入りゴミ袋
好きな食べもの:辛ラーメン

<ウェットシート保管用ハングラック>

カウネットモニカ会員の皆さんがここで商品作りに参加してくれました!

流れ流れ

「いつの間にか使い切っていて、交換・補充が追いつかない」コロナ禍の習慣として使用・補充の頻度が高まったウェットシートに関する “お困りごと“ をすっきり解決。仕事の妨げにならないようデスク上のスペースはとらずに、ウェットシート使用者も管理者も納得のかたちが誕生しました。

企画担当者が実体験した “お困りごと“ 。「皆さんも感じているのか?」をアンケートで裏付け調査
アンケートに回答

カウネットモニカ事務局:コロナ禍の習慣からウェットシートの出番が増えました。デスク周りの清掃がスムーズになる今回の商品、着眼点がいいですね!

ゾウさん(企画担当):ありがとうございます! 弊社では、ウェットシートを使うとき、備品置き場から持ってきて、本来なら使ったら元の場所に戻すべきなのですが、戻すのが億劫で、戻されておらず、デスクの上に置きっぱなしになっているものを使っていました。
残り1枚という状況なのに補充されていないとか、備品置き場で、戻した使いかけのものと新品が混在してしまうといった “お困りごと“ が日常茶飯事でした。

一方でカウネットでは、ウェットシートの売上が伸びていて、職場でのフリーアドレス化や、デスク周りの清掃が習慣化している様子です。自身の経験から、ウェットシートを使う皆さんも同じような “お困りごと“ を感じているのではないかと思い、カウネットモニカ会員にアンケートを実施しました。

カウネットモニカ事務局:結果はどうでしたか?

ゾウさん(企画担当):約70%が「ウェットシートの使用頻度も補充頻度も増えた」と回答し、「在庫管理に関して具体的にどのように困っているか」のフリーアンサーでは、「いつの間にか使い切っていて、交換・補充が追いつかない」「各所に点在していて交換・補充が大変」という声が多く寄せられました。アンケートを読み込むうちに、私自身が感じていた “お困りごと“ を皆さんも感じていることを確信しました。

  • グラフ

皆さんのウェットシート事情をアンケートで掘り下げるうちに見えてきた、商品のかたち

カウネットモニカ事務局:このウェットシート問題をどうしたら解消できるだろう? そんな思いから、商品のかたちを具体化する作業に入ったというわけですね。

ゾウさん(企画担当):はい。アンケートで皆さんのウェットシート事情を探ると、「ルールはないが、ウェットシートを使い自発的に清掃している」人が67.3%。清掃しない理由としては、「ウェットシートを保管場所に取りに行くのが煩わしい」人が60%。また、共用スペースでも自席でも、ウェットシートは「デスクの上に置いている」人が圧倒的多数を占めていました。

  • グラフ

これらを踏まえ、できるだけスペースを取らずにデスクのそばにウェットシートを置き、それとは区別してストックも置けたら、もっと気軽に清掃できるはずと仮説を立てました。
具体的なかたちを考える上でヒントになったのは、カウネットで反響の大きかった人気商品<テレワークハングラック>。デスク下のスペースを有効活用したウェットシートのハングラックというのはどうだろうか? と考えました。

カウネットモニカ事務局:ウェットシートをデスク下に吊るすというのはナイスアイデアです。この時点で、仕様はイメージできていたのでしょうか?

ゾウさん(企画担当):いえ、まだぼんやりとしていて。最初はペーパータオルとアルコール除菌スプレーで清掃するパターンも検討していましたが、ウェットシート派約50%に対しペーパータオル派約15%と、アンケート結果で使用率の高かったウェットシートだけに絞ることにしました。
カウネットで販売している<お掃除雑巾シート>がぴったり入る必要最低限の仕様に留め、お手頃価格を実現したい! ということを念頭に置き、開発にバトンタッチしました。

使用者・管理者、それぞれの事情に配慮。カウネットならではの細やかな気配りがきいた仕様に!

  • デスク下のスペースに、使用中のウェットシートとストック約5個が収納できる。
    デスク下のスペースに、使用中のウェットシートとストック約5個が収納できる。

カウネットモニカ事務局:いよいよ、開発段階に突入です。どの部分から進めたのですか?

チンパンジーさん(開発担当):まず決めたのはサイズです。幅と奥行きは<お掃除雑巾シート>を基準に、同じような大きさのものが入るよう考えました。悩んだのは高さです。ウェットシートは水分を含んでいて重みがあることを考慮しつつ、適度なストックが入るようにしたい。たとえば、そのシートを1日に2枚使う人が3人だったら……と計算していき、ウェットシートの管理者の手間を省けるよう、<お掃除雑巾シート>を約1カ月補充しなくて済む個数を算出しました。それが約5個でした。

検証の末に見えてきたかたち。ラックをつなぐパーツが直角ではなく傾いている秘密とは?

カウネットモニカ事務局:なるほど。耐荷重と補充の手間を考慮し、グッドバランスなのがこのサイズ感なのですね! 引っかけ部分のデザインも個性的です。

チンパンジーさん(開発担当):はい、皆さんの使いやすさを最優先し、この引っかけ部分の開発には時間をかけました。
まず、デスクに接する面(天板に載る部分)を最小限にしたくて、カウネットで既存のハングラック系商品を参考に熟考しました。共有スペースではラックを移動させる可能性もあるので、固定せずに引っかけるかたちで、仕事中に肘が当たったりして邪魔にならない、できるだけコンパクトなこの仕様にたどり着きました。
さらにこだわったのは、引っかけたときの安定感です。引っかけ部分とラックをつなぐパーツを直角にすると、天板に載る部分が浮いてしまい不安定で……。

  • パーツが直角だと、天板に載る部分が浮いてしまい不安定。
    パーツが直角だと、天板に載る部分が浮いてしまい不安定。

重心に配慮しながらパーツの設計に尽力し、サンプルを2パターン作成。実際にデスクに引っかけてみて、揺らしたり、手でたたいてみたりして検証を重ねました。その結果、パーツに絶妙な傾きをつけたこの設計に決まりました。

  • パーツにやや角度をつけると、前重心になり安定する。
    パーツにやや角度をつけると、前重心になり安定する。

カウネットモニカ事務局:本当に絶妙! 重みのあるウェットシートをストックしてもグラつかない!

チンパンジーさん(開発担当):手前側に重心がくるから、安定する! これぞ、こだわりのカウネット品質です!

  • グラつかず安定感がある。使用中のウェットシートは上に置けるので、予備との区別がつきやすい!
    グラつかず安定感がある。使用中のウェットシートは上に置けるので、予備との区別がつきやすい!

カウネットモニカ事務局:おおまかな形状は決まりました。

チンパンジーさん(開発担当):はい、ここから微調整に入り、ウェットシートをストックするだけの仕様でいいのか? ポケットをつけるか? ということに関して、社内でヒアリングを実施しました。すると、「ポケットに使用済みのウェットシートやゴミを捨てられると困る」といった、ウェットシート管理者の声が多く挙がり、これを参考に、ポケットは付けず、極シンプルな仕様に仕上げました。

カウネットモニカ事務局:色はブラウン1択なんですね。

チンパンジーさん(開発担当):共用部で使うものなので、職場になじんで悪目立ちしないブラウンを選びました。

カウネットモニカ事務局: 汚れも目立たなくていいと思います!
カウネットモニカのアンケートと社内ヒアリングで、ウェットシート使用者と管理者の声を丁寧に拾い上げ、使う側・管理する側どちらにとってもよい商品が誕生しました。フリーアドレスの拡大やコロナ禍からの習慣で掃除頻度が高まる昨今、デスク下にひっそりスタンバイする<ウェットシート保管用ハングラック>があれば、ウェットシートの使用・補充が効率的になり、快適かつ清潔な職場環境が整うこと間違いなしです!

矢印

<ウェットシート保管用ハングラック>の詳細・購入はこちらから!

商品の購入はこちらから (別サイトが開きます)
カウネット(個人のお客様もご注文できます)
商品開発ストーリーを読んだ感想をお寄せください。
アンケートに答える

カウネットモニカ会員の皆さんと作った商品は、他にもたくさん!

商品開発ストーリー バックナンバーはこちらから ↓
商品開発ストーリーTOPに戻る