トップページ > オフィスとくらしの調査 > 生成AI活用についての意識調査を実施

オフィスとくらしの調査

fb 生成AI活用についての意識調査を実施


2026年04月23日

職場での生成AI使用率が約2年で倍増の約6割に到達。プライベートでは3割超え
約7割が作業効率向上を実感する一方、情報の信頼性には課題を感じている。

生成AI活用についての意識調査を実施
コクヨグループでEコマースサービスを提供する株式会社カウネット(本社:東京都港区/代表取締役社長:宮澤 典友)は、コミュニティサイト「カウネットモニカ」会員1,122名を対象に生成AI活用についての調査を実施し、2026年4月23日(木)に調査結果を公開しました。本調査では、職場とプライベートにおける生成AIの使用状況や心境について、一部は約2年前に実施した意識調査と比較して回答結果をまとめています。

※(2024年4月25日公開)生成AIを使用できる環境の職場は約2割。現在は使用できない職場でも約7割が今後の使用に意欲的
■調査を実施した背景
コクヨグループでは、デジタル技術を活用した既存の課題解決を目指し、2023年6月にデジタル人材育成・実践プログラム「KOKUYO DIGITAL ACADEMY(コクヨ デジタル アカデミー)」を開校しました。社員一人ひとりがデジタルリテラシーを習得し、実務に活かす教育体制をグループ全体で強化しております。一方、社会全体でも生成AIの活用が急速に広がり、ビジネスから日常生活まで浸透が進む過渡期を迎えています。こうした社内外でのデジタル技術や生成AIの活用推進を踏まえ、今回は、ビジネスや日常生活での生成AIの活用実態を把握するため第2回目となる本調査を実施しました。
■調査概要
・調査テーマ:「ChatGPTなどの生成AI」について
・調査期間:2026年3月13日(金)~3月19日(木)
・調査対象:「カウネットモニカ」会員の中から全国の男女合計1,122名
・調査方法:インターネット調査
■調査結果サマリー
・職場での生成AI使用率は60.7%で約6割と約2年前(32.3%)からほぼ倍増。
・プライベートでの生成AIの使用率は10.6%から34.6%へと3倍超へ。
・生成AIの活用方法は、業務では「文章の作成・校正」約7割、「情報収集・リサーチ」約5割。プライベートでは「情報検索・調べもの」が8割強で突出。
・業務における生成AIの活用で、72.1%が作業効率向上と回答。
・業務における生成AI活用の課題は「情報の信頼性(56.3%)」が最多。さらに約半数(48.9%)が「回答の正誤確認に時間がかかる」と回答し、効率化の裏で新たな工数が発生している実態が浮き彫りに。
・生成AIを活用していて感じる心境は、職場・プライベートともに「ワクワク感」が最多で約3割、そのほか「安心感」「万能感」とポジティブ傾向。
・使用している生成AIは「ChatGPT」が職場(63.8%)・プライベート(69.1%)ともに最多。次いで「Gemini」はいずれも約5割、「Microsoft Copilot」は職場(45.0%)・プライベート(23.7%)と大差。
■生成AIが使用できる環境の職場は約4割
まず、職場で生成AIが使用できる環境かどうかを聞いてみると、「使用できる」が27.7%、「限定的に使用できる」が16.0%で、合わせて43.7%が何らかの形で利用可能と回答しました。一方で、「使用できない」27.3%、「使用に向けて準備中」5.7%、「わからない」22.6%と、未導入または状況が不明な職場も過半数を占めています。生成AIの活用は着実に広がりつつあるものの、企業によって導入状況に差があり、まだ過渡期にあると言えそうです。

■生成AI導入に対して積極的な姿勢の職場が約4割で増加傾向
生成AI導入に対する職場の姿勢については、「とても積極的」が11.7%で、「どちらかといえば積極的」26.2%を合わせた“積極派”が37.9%と約4割を占め、約2年前の結果20.3%から大きく増加しました。一方、「どちらかといえば消極的」14.1%と「とても消極的」11.2%を合わせた“消極派”は25.3%で、前回の36.3%から減少しています。また、「どちらともいえない」は36.7%と依然として最多ですが、前回の43.4%から減少しており、全体として様子見から前向きな姿勢へと移行が進んでいる状況と言えるでしょう。

■仕事での生成AIの使用、約3割から約6割へとほぼ倍増
職場で生成AIを使用できると回答した人に対して生成AIの使用状況を聞いた結果は、「使っている」と回答した人が60.7%で、前回の32.3%から大幅に増加しました。一方で、「使っていない」は27.9%と、前回の46.9%から大きく減少しています。また、「使ったことはあるが、今は使っていない」は11.4%で、前回の20.8%から減少しており、試験的な利用から継続的な活用へと移行している様子がうかがえます。職場環境の整備に伴い、生成AIの実務活用が急速に進んでいることが明らかになりました。

■プライベートでの生成AIの使用率は約1割から3割超へ
では、プライベートでの生成AIの使用状況はどうでしょうか? 結果を見ると、「使っている」と回答した人は34.6%となり、前回の10.6%から大幅に増加しました。一方、「使っていない・知らない・その他」は54.7%と、前回の78.2%から大きく減少しています。前問の仕事での使用では「使っている」が60.7%であったことと比較すると、プライベートでの使用はまだ低めではありますが、伸び率は大きく、一般層への浸透が進んでいることがうかがえます。業務を起点に利用が広がり、徐々に日常生活にも定着しつつある状況と言えそうです。

■生成AIの活用方法、業務では文書作成やリサーチ、プライベートでは情報検索
生成AIの活用方法についても職場とプライベートそれぞれについて聞いてみました。結果を見ると、業務では「文章の作成・校正」が69.9%で最も多く、次いで「情報収集・リサーチ」が52.0%、「要約・データ抽出」41.5%と、業務効率化に直結する用途が上位を占めています。一方、プライベートでは「情報検索・調べもの」が82.7%と突出しており、日常的な調べ物ツールとしての活用が中心となっています。そのほかはいずれも2割~3割程度の結果が続いていており、業務では生産性向上、プライベートでは利便性向上と、使用目的に明確な違いが見られるものの、様々な用途で活用されていることがわかりました。

■生成AIの活用で、7割超が作業効率向上と回答
生成AIを業務で活用することで業務効率に変化があったかどうかを聞いてみると、「業務効率は上がった」と回答した人は72.1%と、7割以上にのぼりました。一方で、「変わらない」は21.4%、「下がった」はわずか0.4%にとどまっており、全体として業務効率の向上に寄与していることは明らかと言えるでしょう。生成AIの導入が実務において高い効果を発揮している状況がうかがえます。

■業務における生成AI活用の主な課題は、情報の信頼性
生成AIを業務で活用する上での課題として最も多かったのは、「AIから得られる情報が信頼できるか不安」が56.3%で、情報の正確性に対する懸念が大きいことがわかります。次いで「回答の正しさを確認する作業に時間がかかる」48.9%、「意図した成果を出すのが難しい」47.2%といった運用面での負担も上位に挙がりました。また、「情報漏洩やセキュリティが心配」や「利用ルールが不明確」など、組織的な課題も一定数見られます。生成AIは高い効果がある一方で、信頼性や運用ルールの整備が今後の課題となっているようです。

■生成AIに感じるのは「ワクワク感」「安心感」「万能感」
生成AIを使っていてどんな風に感じるか? 職場とプライベートそれぞれについて心境を聞いてみると、業務では「ワクワク感」が27.9%と最多で、「安心感」や「万能感」など、前向きな意識が広がっていることがわかります。プライベートにおいても「ワクワク感」が26.5%で最多、「万能感」「安心感」と続き、新しい技術への期待感は共通して見られます。「特に何も感じない」はプライベートで30.2%と一定数あるものの、これは日常的なツールとして自然に受け入れられ始めているとも捉えられます。全体として、生成AIは業務を中心にポジティブに受け止められつつ、生活の中にも徐々に定着しつつある状況が見て取れます。

■使用している生成AIは職場・プライベートともに「ChatGPT」が最多、次いで「Gemini」、「Microsoft Copilot」は職場とプライベートで大差あり
職場とプライベートで、実際に使用している生成AIサービスについては、「ChatGPT」が職場63.8%、プライベート69.1%といずれも最多となり、用途を問わず中心的なツールとなっていることがわかります。次いで「Gemini」も職場48.9%、プライベート52.8%と高い利用率を示しています。「Microsoft Copilot」は職場で45.0%と高い一方、プライベートでは23.7% にとどまり、業務利用に特化した傾向が見られます。全体として、汎用的なAIは両方で広く使われており、業務支援型ツールは職場での利用に集中する傾向が見られます。

Q. あなたがAI全般や生成AIについて、何か思っていることがあれば教えてください。
・社内にAIが導入されたのですが、前例のない突発業務や担当のいない業務など不慣れな業務に対するファーストステップが踏み出しやすくなった気がします。無駄に考える時間が減って効率アップにつながっているように感じます。ただ、間違ったことを提案してくることもあるので、ファクトチェックの工数は増えていると感じます。
・意図通りの答えを導き出すために時間を取られることが悩みではありますが、別軸のアイディアを生成してくれるなど、使い方次第では今後の展開に期待が持てます。
・仕事だけでなく、話し相手としても重宝。 解決に向かわないこともあるので、たまに人間に相談したくなる時もあるが、基本的にはAIに聞いてもらって満足している。
・まだ正確性が100%ではないようなので、なんとなく使う気がしないところがあります。
・AIを導入することのデメリットが大きい。(セキュリティ、情報漏洩、正確性)
・AIに翻弄されるのではなく、上手に使いわけ、仕事などを効率よく行いたい。
【お問い合せ先】
報道に関するお問い合わせ先は次の通りです。
株式会社カウネット 広報担当(担当:小林・坂田)
E-mail: kaunet_pr@kaunet.net

この調査結果を引用・転載いただく際には、出典元として「カウネットモニカ」と記載してください。
引用・転載された場合は、掲載媒体をご一報ください。
「カウネットモニカ」

コメント0
わかる!0